社内セミナー童貞だった僕が、50人集客を目指してガチンコで工夫した結果

 

どうも、三度の飯よりSEOが好き、覆面パンダ(@haikeifukumen)です。

ひょんなことからSEOの社内セミナーを先日開催したので、今回その振り返りと、集客ちょっと頑張ってみるために工夫したことを記事にまとめてみました。

もし今後社内セミナーとかやる人や、セミナーをやってみたいけど内容とかコンセプトどうしようかなとか考えてる人はちょびっとでも参考にしていただけると嬉しいです。

上司の勧めでSEOの社内セミナーというか研修っぽいことをすることに

 

そもそも、なんで社内セミナーをすることになったかと言うと

前職に引き続き、現在の会社でもオウンドメディアの運営にも関わっており、コンテンツ作成やSEOをやっているのですが、そのノウハウや知見を「他の事業部やチームにユー共有しちゃいなよ★」と大好きな上司に言われたことがきっかけでござんした。

※ちなみに僕が過去に前職のオウンドメディアで奮闘した記録は「100万PV達成させるために9ヶ月間オウンドメディア運営で頑張ったことを時系列でまとめてみた【前編】」とかで見れちゃいます。

うちの会社はもともとスキル共有や社内セミナー的なやつが活発な会社だったので、ちょうどSEO系はあまり行われていなかったこともあり、あるとき僕が尊敬してやまない上司から、

上司

パンダさん、社内でSEOのセミナーとかやってくださいよ。

 

セミナーっすか!?

いずれどこかのタイミングでやろうかと思ってましたが、確かに社内でやってみるのありですね…!

覆面パンダ

 

上司

言いましたね!?

せひやってくださいね!マジでやって下さいね!

やるからには50人くらい集めてくださいね!

 

!?

(あ、これマジでやんなきゃいけないやつじゃん)

覆面パンダ

って感じだったので(主観入ってます)、ただ開催するだけじゃなく、ちょっと頑張ることに。

①社内セミナーに来て欲しいターゲットに合わせて内容を考えてみた。

せっかく社内セミナーをやるのに、誰もこないとかは悲しすぎるので(業務時間内に行う&強制力とかはないのでマジで0人もありえる)、せめて1人でも来て欲しい…!

と思ったので、来て欲しいターゲットを決めてみました。

想定ターゲットに刺されば1人は来てくれるという、安直かつ希望的目論見ですね。

今回僕は「SEO」をテーマにしているのですが、一口にSEOと言っても「歴史」なのか、「最新情報」なのか、「SEOのやり方」なのかなどなど話す内容だけでも結構幅広いんですよね。

なのでただ「SEOのセミナーをやります!」と言ってもイメージわかないので響く人もほとんどいないだろうことが想定できたので、「ちゃんと興味を持ってもらえるのは何だろう、どんなターゲットがいいんだろうな」とSEOのどんな部分にニーズがあるか色々考えた時に、ふと思い出したのが、

  • 結構社内でもブログとか情報発信している人が多いこと
  • 別の事業部でオウンドメディアを運営している人から検索上位の取り方やコンテンツSEOの相談をさらりと受けたりしていたこと。

でした。

ってなわけで、「社内の他の事業部でもオウンドメディアをやっている人やブログをやっている人」をターゲットにした内容のセミナーにすれば来てくれるんじゃないかと。

なので方向性というかテーマとしては、

「検索上位をとるためのコンテンツSEO勉強会」

に決定。

よしよし、この内容なら最低でもおそらく5・6人は来てくれるはず…!

しかし、これだと0人は避けられても、50人達成できない可能性がビンビン…!もうちょっとライトな層も来てもらわないと!

ってなわけでさらに工夫してみます。

②とにかくまずは興味を持ってもらうために、差別化というか話題になりそうな独自の要素をプラスした

 

方向性が定まったのはいいのですが、現時点でのテーマであるこの、

「検索上位をとるためのコンテンツSEO勉強会」

ぶっちゃけ、なんか真面目っぽすぎて面白くなさそう。

 

これではライトな層に

「SEO?聞いたことあるけど、どうせつまんないんでしょ…?」

とか思われちゃうんじゃなかろうか…。

ってかそもそも僕自身が面白そうと思わないしワクワクしないしなぁ…。

 

ってなわけで興味を持ってもらいやすいように表現を変えてみることに。

まず思いついたのが、「〇〇でもわかる」という有名かつキャッチーなフレーズに、動物の要素をミックスさせちゃうというもの。

特によく使われる表現が、「サルでもわかる」という有名なフレーズですよね。

とはいえそのままつけても、なんかもう「サル」とかだとありきたりなフレーズだし、味がない。

 

なので「インパクト重視」・「握力強そう」・「ウホって言ってみたい」、という理由で「ゴリラ」をつけてみることにしました。

 

そしてできたのがこれ。

「ゴリラでもわかる!検索上位を狙うウホウホ!コンテンツSEO勉強会」

ゴリラでもわかるコンテンツSEO

うん。だいぶ面白そうな雰囲気ができた。(イラストは勢いで作成)

 

狙いとしては、

  • 「ゴリラでもわかる」を入れて、ポップな感じかつ簡単だよって感じを伝えたい。
  • とりあえずよくわかんないけど面白そうだし見てみようかな?参加してみようかな?と思わせたかった。
  • 「ゴリラってなんだよ笑このセミナー笑」とツッコミを入れたくなるようにすることで自然とだれかの会話にでてくるようにしたかった。
  • 「ウホウホ」という鳴き声を入れることでおもわず呟きたくなるといった、コミュニケーションを取れるように狙った。

がありました。

とはいえ果たしてこれで興味をもってもらえるか不安だったので、さりげなく会社の日報とかで、こんなのやろうと思う的なことをざっくり書いてみたら、「ウホウホ」とかコメントくれたり、「面白そう!笑」・「興味ある!」などなどすでに反応があったのでこのテーマで行くことを決意。

 

また、Twitterでもこんな感じのをやろうかなと呟いてみたら意外と反応があったので、さらに決意を深めました。

 

③動画やイラストを使って告知してみた

さて、社内セミナーのテーマを決めて、さらにキャッチーな要素も加えてみたし、セミナーの開催日までもう少しになってきたタイミングを見計らい、会社のスラックで告知してみることに。

しかし、スラック上の告知だけでも、セミナーのタイトルでだいぶ人の注目を浴びそうな気配だったのですが、なんかこれだけでは50人を集めるにはまだ足りない気配がふとこの時したんです。

そこで思いついたのが「動画も使って告知してみよう」という試み。

社内でセミナー・勉強会などを開いている人は数あれど、動画もわざわざ作って告知した人は今までいなかったっぽかったので、印象に残す意味も含め、動画を作ってみることに。

とはいえ、今回は時間がないこともあり、とにかく「なにこれ!?面白そう!」と思ってもらえることを第一目標にしてこんな感じの動画を作成。(ツイート下の部分)

この動画をセットにして、社内セミナー前日にスラックで告知をしてみたところ、予想以上に「面白そう!」という反応が多く、

覆面パンダ

これはいけるんちゃう!!いけるんちゃうん!?

と内心手応えを感じていました。

 

そしていよいよ当日…!

 

社内セミナーに参加してくださったのは35人…!

 

いきなり言っちゃうと当日、参加してくださったのは35人でした…!

50人を集めるのは達成できませんでしたが、業務時間内にも関わらず30人以上も集まってくれてめっちゃビビりました。マジでうれぴい。

もちろん、全力で当日は参加した皆様を楽しませる&満足させるようにと全力でセミナーをやり切りました。

「ゴリラ向けのセミナーだからこの時間だけ参加している人は語尾に「ウホ」をつけなくてはいけない」とか色々なこだわりを盛り込んだり、「愛のウホウホ質問コーナー」なども盛り込んだりとおそらくかなり楽しい時間を皆様にお届けできたはず…!

 

感動に心を震わせながら、なんとか社内セミナーを終えた僕。

無事に終わらすこともでき、圧倒的に感謝…!!

全ての人に感謝…!!!

まとめ

今回、はじめての社内セミナーで50人を目指した僕だったのですが、35人で着地しました。

とはいえ、この数字も、工夫しなかったらもっと来なかっただろうし、下手すれば0人もガチでありえたので、自分としてはすごく大満足です。

しかし、目標達成できなかったのは事実なので、行かなかったであろう要因を振り返るとこんな感じかなと。

 

反省点
  • 前日というマジの直前に声かけしていたので、もっと事前に共有しても良かった。
  • スラックなどのツールではなく対面などのもっと泥臭い声かけをしとくべきだった。(同じチームの人とか、同じ部署の人とか)

なので、次回開催するときは上記を改善して、次こそ50人目指します!

 

あと、思った以上に皆様のウホウホって言ってくる反応率がやばかったですw

 

覆面パンダ

この一連の工夫が誰かの参考になれば幸いでごさんす…!