どうも、最近スムージーにはまっている覆面パンダです。
男なら、一度はあこがれる「デキル男」。
仕事やプライベートも充実させ、周りからの信頼や評価も厚い。
恥ずかしながら、僕もそんな「デキル男」にあこがれてまして。
さてさて、「デキル男」ならウィットにとんだ会話術も必要な要素。
会議やMTGなどで、ウィットにとんだ言葉がすらすら出てきたらそりゃもう、問答無用に
「こいつ・・・できる・・・」
なんてまわりから思われちゃうんじゃないかと。
特にここ最近の僕はというと、
哲学的な言葉とか、○○の○○みたいな専門用語に
惹かれてまして
そこで今回は
職場でこんな言葉使えたら、
デキル男っぽいんじゃないか!!?
ちょっとカッコいいんじゃないか!?
とひらめき、実際に使用してみた言葉をまとめてみました。
さっそく行ってみましょう!
コペルニクス的転回
元々は哲学者のイマヌエル・カントが自らの哲学を評した言葉です。
ニコラウス・コペルニクスは、それまでの常識であった地球中心説に対して、太陽中心説を唱えた天文学者で、
認識論において、人間の認識は、外部にある対象を受け入れるものだというのが、従来の哲学の常識だったそうです。
それに対して、カントは、人間は物自体を認識することはできず、人間の認識が現象を構成するのだと説き、
こうして、人間の認識自体を問う近代的な認識論が成立し、
これから派生して、物事の見方が180度変わってしまうような場合にも、この言葉が使われるようになったそうです。
出典 wikipedia
なので、普段のセオリーとは真逆の考えの施策やアプローチをした先輩がいたので、
「それ、コペルニクス的転回な考え方ですね!!!」
といって褒めてみました。
「は?」
って言われました。
シュレディンガーの猫
シュレデンガーの猫とは。
箱の中に猫を閉じ込める。
中には他に、致死性ガスの詰まった壜とそれを割る装置、それから装置を起動させるスイッチとなる放射線検知器、それに半減期が1時間の放射性元素1個が置かれている。
半減期が1時間であるから、1時間の間にこの原子が崩壊して放射線を放出し、装置が作動して猫が死ぬ確率は50%。
丁度1時間後に箱を開けたとき、猫が生きているか死んでいるか判るのだが、それまでの間猫は生死が不確定な状態であって、箱を開けた瞬間に生か死どちらかの状態に収束する。
不確定性原理においては、「観察されるまであらゆる可能性が不確定」であり、観察した瞬間にそれは一つの状態に収束するのである。
出典 ハテナキーワード
うん、難しくて良くわからないですね。
それでも言葉の響き的に「デキル男」っぽいので使ってみました。
同僚と仕事している最中にそれとなく、
「あ~、まさにそれ、シュレディンガーの猫っすね」
って織り交ぜてみたところ、
相手を一瞬困惑させることに成功しました。
深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ
『怪物と戦う者は、その過程で自分自身も怪物になることのないように気をつけなくてはならない。
深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ』
と、かの有名な哲学者のニーチェさんがこうおっしゃっています。
夜のMTGが長引き、結論が出ない中、
「気を付けてください、深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているんです。」
とシーンとしている時に、ぼそりとつぶやいてみました。
謎の雰囲気を作り出すことが可能になりました。
オッカムの剃刀
「ある事柄を説明するためには、必要以上に多くを仮定するべきでない」とする指針。
先輩がプレゼンしている時に、下手な仮定をしすぎて、
逆に物事を複雑にしてしまってるなと思ったので(勝手に僕が)
先輩に対して、
「あんた、オッカムの剃刀だぜ」
って心を鬼にしてドヤ顔で呟いてみました。
逆に怒られました。
(仮定やリスクヘッジは大事ですよね!)
プロクルステスの寝台
「無理矢理、基準に一致させる」という意味や、
自説を補強するために都合のいい部分だけを取り出したり、
むりやり自説に合わせてしまうような作業のことをこう呼ぶ。
出典 ハテナキーワード
かぎりなく無茶に近いプロジェクトを
無理に推し進めようとしている上司に対して、
勇気を出して、
「そ、それプロクルステスの寝台ですよ!!」
と投げかけてみました。
「どういうこと?」
って普通に返ってきました。
(あとで普通に説明したら無茶なプロジェクトだとわかってもらえました。)
まとめ
いかがでしたでしょうか?
これらの言葉、実際に僕が会社で使用してみた言葉なのですが、
結論、変人という認定が下されました。
あれ・・・??
やはりあくまで「デキル男っぽく」みせるわけであって、
真のデキる男とはこういった発言ではなく、
「結果が伴うことや行動で示すこと」
が大切なのだと、思い知らされました。
下手な言葉を羅列しているだけでは
ただの理屈っぽいエセ野郎
周りからそんな印象を持たれるのだと改めて感じました。
皆さまも使用する際には気を付けてくださいね!
覆面パンダ