どうも、最近抜け毛がマジで気になるサラリーマン、覆面パンダです。
さてさて久しぶりの覆面パンダ夫婦のインタビュー企画なのでございます。
今回はなんと!!!
人気アートディレクターNASUの前田高志さんにインタビューをいたしました!!
小中高とすべて通して学校の美術の成績が「1」だった僕にとって、絵がうまい人は2秒で尊敬する対象…!!
特に前田さんのようなデザインなどでお仕事されている方は個人的に神だと思ってまして、「こんな風になりたいな…」と常日頃ブログをストーキング、拝見させていただいてたんですね。
そんな前田さんとひょんなことから、FB上で話が広がり、インタビューが実現したんですな。
ってなわけでさっそく前田さんの魅力に迫るぜ!!!
アートディレクター/グラフィックデザイナー前田高志さんとは?
兵庫県伊丹市出身
1977年6月1日生まれ大阪芸術大学グラフィックデザインコース卒業後、
任天堂(株)企画部にて14年間、宣伝広告のデザインを主に従事。
2016年からNASUという屋号でフリーランスとしてスタート。
受賞歴
Art Directors Club(NEWYORK)
OneShow Design
全国カタログポスター展経済産業省商務情報政策局長賞 他引用:https://takashimaeda.jp/profile/
有名アーティストや企業のブランディング・ロゴデザイン作成や、ブロガーさんの似顔絵、写真撮影などなど、クライアントの願いを全力で叶える最高にクールなデザイナーさんなんですね。
覆面パンダ
前田さん
前田さんの学生時代ってどんなひとでした?
前田さん
覆面パンダ
前田さん
はい!おとなしくて内弁慶だったんでしょうね笑
クラスのみんなを笑わせるのではなくて周辺の人たちを笑わせるタイプでした。
でも中学の時はなぜか頑張って、学年集会で学年の前で漫才をやっていました笑
覆面パンダ
前田さん
覆面パンダ
前田さんの幼少期からの記事やプライベートな記事も僕めっちゃ好きなんですよ
前田さん
確かに転職活動の話も周りから評判よくて、任天堂時代の上司や同僚からもおもろいって言われていました。
ちなみに元上司は初代ゲームボーイをデザインした人なんですよ笑
覆面パンダ
僕、小学生の時、黄色いの持ってましたよ!!
前田さん
覆面パンダ
5時間かけて脱出したのはいい思い出です!
なぜアートディレクターを志したのでしょうか
前田さん
元博報堂のクリエイティブをやっていた人で、カップヌードルの原始人のCMだったりペプシマンとかを手がけた人なんですね。
覆面パンダ
前田さん
覆面パンダ
以前その方に関しての熱い記事を書かれていましたよね!
前田さん
大学の時にこの人のことを知ってから、
こういう仕事ってこんなに面白いんだ!?という衝撃を受けて、この仕事を僕もしたいな!
って思ったんですね。
覆面パンダ
前田さん
僕の周りでは広告代理店、電通や博報堂をみんな受けに行っていたんだけど
僕はそれがなんとなくイヤで…天邪鬼なのかな(笑)
だけど、就職活動が終わったあと、雑誌に乗ってた大貫さんのクリエイター対談を見て始めて知って、こんなに面白い仕事するんだ!?と広告関係の仕事に興味を持っちゃったんです。
なので就職活動終わってたけど、外資の一社受けちゃったり笑
任天堂に入った経緯や理由などを教えていただきたいです!
前田さん
新卒の就職活動を楽しもうと思っていろんな企業を受けてて、任天堂はその中で受かった企業の一つってところですね…
覆面パンダ
前田さん
大学みたいだなと思ったんですね。
クリエイティブにかかわる人がいっぱいいるから面白いなぁと思って決めました。
このころからデザイナーとしていつかは独立しようとも思ってて。
覆面パンダ
今だとかなり厳しいかと思いますよ…
前田さん
僕も何で受かったのかいまだにわかりません笑
僕が入った時はゲームキューブの立ち上げの時だったかな…
ゲームを作りたい人はいっぱいいたと思うけど、コミュニケーションデザインをやりたい!って人はあんまりいなかったのかも。
普通はソフト開発に行くんだけど僕だけいきなり宣伝部にいったんですね。
研修の時、一分間アピールとかがあって、「ゲームそのものではなくワクワクドキドキを届けたい!」って伝えたんですよね。
覆面パンダ
前田さん
だから僕、面接のときもTシャツでいったんですよね笑
覆面パンダ
前田さん
しかも遅刻していったんです笑
どんだけなめてるんやって感じですよね。
覆面パンダ
前田さん
そうです笑
ただ、僕だけTシャツだったからその理由を面接で聞かれたんですよね。
内心では「ラッキー!」って思いました。聞かれるってことは興味があるのだなと思って、
なぜ私服で来たかの理由も用意していたので自然体で気負わず答えました笑
なんて答えたかは忘れちゃったんですけど。
覆面パンダ
任天堂で思い出に残った仕事はなんでしょうか。
前田さん
覆面パンダ
前田さん
そうそう!就職活動をする学生に配る任天堂のパンフレットなんだけど、僕自身もそれをみて衝撃を受けて。
こんなすごいデザインで、紙にもこだわっているし…
ここらへんも任天堂に入る後押しにもなってますね。
会社のパンフレットは毎年話題になってますよ
覆面パンダ
す…すごい。
覆面パンダ
前田さん
やっぱり自分が就職活動で衝撃をうけたパンフレットを今度は自分が手掛けることができた、というところかな。
いろんなところで評価されて話題になって、というところも嬉しかったですし、すごく思い出に残ってます!
正直いっぱい思い出がありすぎて選べないんですよね笑
覆面パンダ
前田さん
なぜ独立しようと思ったのでしょうか
前田さん
父の病気をきっかけに、もっと色々なデザインをしたい!という想いにつながるんですけど、父親が病気になって、自分の人生を俯瞰して見えたというか、終わりまで見えたんですね。
覆面パンダ
前田さん
パンダ君はまだ年齢的にピンとこないかも知れないけど、ここまでいったら人生が終わるんだなと感じて…
父親の家系はみんなその病気になってて、そしたら自分もかな、と思ったんです。
父親は60前半にその病気になったので、任天堂でそのまま働いて定年を迎えて、さぁ好きなことをしようかなっていうのは遅いなと。
だから今のうちから好きなこと、好きなデザインをしたいなと思い、独立を考えました。
もちろんそれで自由な時間もできるし、母のサポートなどもできるっていうのももちろんあるし。
覆面パンダ
前田さん
家族は…なかったですね。
嫁は最初は嫌とは言ってたんですけど。
「嫌やけどしたいんやったらええんちゃう?」
って言ってくれて。
実は以前から「いつかやめる!いつかやめる!」って言っていたので。
ついにその日がきたんやなって笑
覆面パンダ
前田さん
覆面パンダ
結構僕の周りでも独立する際に色々あった人も多いので…
前田さん
辞めるまでに一年かかってますね笑
覆面パンダ
前田さん
責任ある立場でもあったから、グループの色々や人事異動とか考える中で、自分も辞めることを言わなあかんっていう苦しさ…笑
覆面パンダ
前田さん
上司には「よく考えろ」って一度言われて、そのあとに三か月考えて、「やっぱり辞めます」と伝えたら「わかった」と。
僕の穴埋めだったりでいろんな部署に迷惑をかけましたね…
前田さん
覆面パンダ