どうも、愛のWEB野郎、パンダ(@haikeifukumen)です。
今回は「人生の勝算」というビジネス本を読んでみたので、紹介がてら、その感想や心に響いたことを書いていこうと思いマンモス。
ちなみにこの本を知ったきっかけは、アメバTVのキングコングの西野さんの番組「エゴサーチTV」にハマっている嫁が、たまたま前田さんとの対談した回を見たことでした。
お二人の対談内容を見た嫁が
パンダ嫁
と思い立ち、勢いで購入。
僕はというとSHOWROOMというサービスは知っていましたが、代表の前田さんがどんな人か知らなかったので興味もあり、読んでみました。
正直、これからの人生についてや、仕事に関する考え方など、すんごく勉強になりました。
覆面パンダ
・就活生とか今後の人生の方向性にちょっと迷っている
・仕事のモチベーションをアップさせたい人
こんな人におすすめっすね!
人生の勝算とは?
2017年の6月30日に幻冬舎から発売された、株式会社SHOWROOMの代表「前田裕二」さんが書いたビジネス本です。
前田さんの幼少期のころ、そして就活・証券会社時代のエピソード、そしてSHOWROOMを立ち上げるまでの経緯、さらにエンターテイメントに関するこれからの考え方など、とにかく前田さんの生き様がしるされた、イケイケな本でごわす。
また、前田さんはこの本を通じて伝えたい事としてこう記しています。
この本を通じて伝えたいことは、大きく三つです。
絆の大切さ・努力の大切さ・そして人生という壮大な公開において、「コンパス」を持つことの大切さ、です。
覆面パンダ
普通に前田さんのことが好きになっちゃう本でげす。
この本の概要
この本の基本的な構成としては、前田さんの人生のエピソードやエンターテイメントについての考え方についてまとめられた内容です。
第1章 人は絆にお金を払う
第2章 SHOWROOMが作る新しいエンターテインメントのかたち
第3章 外資系銀行でも求められたのは「思いやり」
第4章 ニューヨーク奮闘記
第5章 SHOWROOM起業
第6章 SHOWROOMの未来
エピローグーコンパスは持っているかー
ビジネスにおける思考法や方法論と言うよりは、前田さんの経験を通して感じたことや考え方などを紹介している形式なので、すごく読みやすく、さらに共感もしやすかったです。
覆面パンダ
とにかく前田さんの努力と行動力が尋常じゃない
帯などでも書かれているように「天才」という触れ込みですが、正直この本は前田さんの圧倒的努力と子動力の本だなと思います。
何個か「すげえな前田さん…」的なエピソードがあったので紹介していこうと思いマンモス。
小学生の頃には弾き語りで最高で月10万を稼ぐ
小学生の頃にお金を稼ごうと一念発起した前田さんはアルバイトで採用されないために、路上で弾き語りをし、道行く人からおひねりをもらうことを考え付き、実際に葛飾区や足立区の路上で弾き語りを始めます。
最初はオリジナル曲を歌っていましたがまったく反応が得られず。
そこで必死にどうすればいいか考え抜き、「オリジナル曲よりカバー曲」・「収益を見込める客層を考え、演奏する場所を変える」・「濃い常連客を作る」など多くの工夫をこらし、多い時には月10万円がギターケースに入っているようになりました。
覆面パンダ
証券会社でのエピソード
前田さんは新卒で入社したUBS証券会社で、宇田川さんという超絶に優秀な尊敬する上司と出会います。
そこで前田さんは「彼のようになりたい!」と思い、宇田川さんの話し方・仕草・ノートの取り方・使う文房具まで完コピします。
また、周りよりもすぐに結果をだす!という勢いのもと、前田さんは宇田川さんの教え通り、日経新聞を毎朝読むために入社以来朝4時30~5時頃に出社し、自分の知識のアップデートに勤め、誰よりも遅くまで働いたそうです。
仕事が慣れてきたり、結果が出てくると意外とサボりがちな基礎的な勉強を、前田さんは圧倒的な熱量のもと、常に行い続けてきたそうです。
とにかくどんな業務にも圧倒的な熱量をもって働くことを心がけていたそうです。
覆面パンダ
個人的にガチで心に響いて学んだ2つの事
「人に好かれる」よりも「人を好きになる」ことに注力しよう
これは前田さんというより、前田さんが尊敬してる当時新卒で入った証券会社の上司の方である「宇田川さん」という方が語ったお話です。
外資系の投資銀行のUBS証券の超絶エリートであった宇田川さんに、前田さんが学びたく「この仕事をする上で勉強しなくてはいけないことはなんですか?」と聞いたとき、宇田川さんが語ったのは
「勉強なんかいらないよ。とにかく人に好かれること。秘書でも、掃除のおばちゃんでも、受付の人でも好かれなくちゃダメだ」
でした。
この宇田川さんは、会社のメンバーだけでなく、受付の方からも愛されているほどだそうで。
その理由は彼は会社内でもただ一人受付の人でもどんな人にも分け隔てなくきちんと名前を覚え、目を合わせて挨拶してくれるからだそうです。
宇田川さんは「人に好かれる天才」ですがそれ以上に「人を好きになる天才」だったそうです。
そのすごい手法は長くなるので本書にてチェックです!
覆面パンダ
とにかく熱量をもって「努力すること」と「行動すること」
これは言葉にすると「当たり前やんけ!」となりそうですが、熱量をもって本気で努力することと行動することを継続してできる、というのは意外と難しいかと思います。※僕も全然できていないっすw
前田さんはどんな時でも必ずだれよりも努力し、それを続けることで結果を出しています。
また、自分のSHOWROOMのプランを秋元さんに提案するときも何度も何度もアタックし、海外まで追いかけるくらいの恐るべき行動力を持って、結果に結びつけています。
才能やセンスではない部分を熱量をもってとことん努力したからこそ、できているのだなと思いました。
本書でも前田さんはスピード感を持って結果を出せる理由をこう語っています。
シンプルです。「頑張るから」です。投入努力量が人より圧倒的に多いからです。
覆面パンダ
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本当はもっともっとためになるエピソード満載のこの本は、正直、僕の仕事への考え方、人生をいかに主体性を持って生きるかの価値観にさらなる燃料をくれた気がする本です。
キングコングの西野さんともメッチャ仲の良い方なだけあり、考え方も少し似ているのか、「革命のファンファーレ」に通じている内容もいくつかありました!
今回、本を薦めてくれた嫁に感謝を。
つまり何が言いたいかというと、
前田さんの事が好きだ。(嫁も好きだ)